HOME > 新築ブログ > 新築一戸建て注意点 > 2015年7月の戸建て住宅価格と値動きの予測

BLOG 匠建枚方 新築ブログ

2015年07月17日

2015年7月の戸建て住宅価格と値動きの予測

 

予測・チャート戸建て住宅を購入予定の方は、現在の住宅価格が気になるでしょう。

特に、2017年4月の消費税再増税前に新築一戸建てや中古一戸建てを検討されている方は、再増税にむけ、今後の一戸建て住宅の値動きが心配になるところだと思います。

 

さて、2015年7月の中古戸建て住宅の価格は、1年前と比べて変化がないようです。

将来不安や、アベノミクスによる実体経済のもたつきで、戸建て価格が伸び悩んでいます・・・。

 

需要不足で新築・中古戸建て価格は落ち着いている

 

主婦感覚でいうと、数年前なら、5000円で済んだスーパーでの買い物。

いまは、6000円くらい支払いが必要な感じがします。給料がたいして上がらないのに、消費税増税と円安による物価高が私たちの懐を直撃しているからです。

 

清流の流れ

世界の一人当たりの名目GDP、日本は27位である。生産性が低いことは分かっているが、私たちの賃金・・・何処へ。

私たちの賃金はどこへながれているのだろう

 

みなさんはどうでしょう。この2、3年で、生活は楽になりましたか?

たとえば、生活に直結する毎日の食材や生活用品の値上がりだけでとらえると、600万円あった預金が、実質500万円に目減りしたような感じをうけるのですが。

 

たしかに、ドル円が80円を超えたのは驚きで、明らかに行き過ぎでしょう。そのころ、匠建枚方で注文住宅をご契約頂いた、輸出企業のお偉いさんがおっしゃっていました。

「努力して、なんぼ利益をひねり出しても、円高でみんな持っていかれますわ(笑)」というような嘆かわしい話。何人かのお客さまにお聞きしたことをよく覚えています。

 

その時期に、円高を阻止するために、円高介入を私たちの税金で国はおこない、何十兆円も費やしてドルを購入しました。円安になったいま、円に換金すればすごい利益が出ます。しかし、動こうとしません。

もし売却する意思がなければ、同盟国の人たちの国債という借金を、私たちの税金でまかなってあげているということに他なりません。現在国会で議論されている法案も、同じようなところに行きつきます。

 

結局、私たちが汗水流し、必死の思いで稼いだお金を、あわよくば狙っている人たちが多すぎるのです。

 

日本の戸建て住宅のコストパフォーマンスが最悪なのも、言葉が悪いかもしれませんが、さほど努力せずに、法規制、資材、販売までに、「抜いている人」が多いからでしょうか。

あなたは気づいていますか? 国民の意思が反映されない国で生活している私たちは、「給料・賃金が生活費や娯楽費になるはずが、いろんな意味で抜かれっぱなし」なんですよ。

 

これらの状況から、これから一戸建て住宅を買う予定の方は、結構ハードルは高いかもしれませんが、強欲な住宅会社や不動産会社は避けるべきでしょう。 住宅購入で後悔しないためにも

 

リラックスする女性

営業さんにセッツカレていては、頭がこんがらがる。住宅購入は大切なことだから、リラックスして、家族とゆっくり考えよう!

消費税、増税前に新築を購入予定の方は今は買求めやすい時期

 

首都圏の中古物件で戸建て住宅の需要不振が鮮明になってきた。投資用需要も多いマンションは値上がりが続いているのに対し、戸建ては値動きが鈍い。実需がほとんどの戸建ての不振に対し、市場関係者からは「住宅の需要は依然として弱い」との声があがる。(中略)

戸建て住宅の購入者は大半が自身が住むことを目的とする。業者が購入し建物を壊して更地にした上で活用される場合もあるが、その土地に再び住宅が建設されることが多い。中古戸建ての取引は住宅の実需を映す。(出展:2015/07/17付の日本経済新聞。戸建て不振が鮮明に 首都圏6月中古住宅 好調マンションと対照的

上の記事では中古一戸建て住宅の値動きを中心に記事を書いていますが、新築一戸建て価格も、現在は落ち着いています。今後の値上げ要因として大きいものは、住宅用建材の大手メーカーのリクシルが“建材の一部の商品価格を2015年9月1日より7~10%程度アップする”こと。一番の打撃かもしれません。

 

それと、日銀の歴史的金融緩和では、前年比、+2%の物価を目標にしています。それに米国FRBは利上げを示唆しています。日米の金利差しだいでは、円安がさらに進むことが十分考えられます。そうなると建築資材に影響を及ぼすことは避けられません。

 

2017年4月の再増税まで、緩やかな駆け込み需要が見込まれています。新築戸建価格もその影響や外的波及効果、建材の値上げの影響をうけて、上昇してゆくものと思われます。新築購入で注意が必要なのは、値引きがなくなったり、仕様や材料の質を落とすこと、工期短縮も値上げ要因だということです。

 

再増税前に新築戸建、中古戸建という方には、価格が一年前とあまり買わないということは、増税前には買いのチャンスだということも言えます。また、購入チャンスを強化する理由として、住宅ローンの審査が、バーゼル新規制で金融機関の国際ルールが変更された場合、なんらかの影響があることは頭の隅においておきましょう。

 

株価は数か月~1年先の企業業績を反映する、ということが言われています。現在株価が上がっていれば、需給が改善され、新築戸建て住宅の値上げ要因になるかもしれません。こちらの記事で戸建て企業の現在の株価がご覧いただけます。「新築一戸建ては半年~一年後に値上がりするのか?株価で新築住宅の値上げを予測」。

※大和ハウス工業と積水ハウスは日経平均の構成銘柄に指定されていますので、インデックスなどの取引、裁定取引で買われます。その他の株価を参考にして下さい。

 

▶ 大阪・京都で新築一戸建ての購入。マイホームの建替え。不動産物件の取引を検討されているお客様へ。お客さまを大切にする優良工務店をお探しなら匠建枚方にご相談ください。

to top

page
top