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2014年07月08日

住宅ローンの金利タイプでベストな選択は?

ベストな金利型は変動型か固定型か?

住宅ローンの金利低下は、ほぼ限界に

住宅ローン金利どこまで下がる?
松岡賢治のマネーtaというマネーライターの連載記事から金利動向とおすすめ金利タイプについてのご紹介です。

下の記事では、「2年固定で0.4%台の金利を提示している銀行もあり、0.4%台というと、もはや地方銀行のネット支店の定期預金の水準に近い。さすがに、金利低下はほぼ限界にきた」と述べています。

超低金利は長期間にわたるのではないかと疑問視

変動型、固定型、金利タイプについては、「教科書的に言えば、住宅ローンはなるべく長期の固定型を借りるのが正解になるだろう」。理由は、「円安が進み、株価は上昇、足元では物価も上がってきているから、金利が上昇する環境は整ってきている」のだと言います。

しかし、「それほど単純な問題ではなく、世界の金融市場では、現在の超低金利はさらに長期間にわたるのではないか、と疑われ始めているのだ」、と続けます。「米国の金融市場で話題となっている論点を挙げると、金利の低位安定は、生産年齢人口の減少や貧富の格差拡大といった要因による経済の潜在成長率の低下が影響している、というものだ。つまり「構造的変化」という見立てだ」。金利の低い水準が続きそうだ、とここでは取り上げています。

金利タイプは変動型から固定型に切り替えられるタイプがベストか

選択する金利タイプの結論として、「少なくとも当面は(何年間と言えないところが苦しいが)、金利は上がらないのではないか。では、そこで住宅ローンはどうするのかと言うと、例えばソニー銀行のように、変動金利型から固定金利型に機動的に切り替えることが可能な住宅ローンが良いのではないかと思う」と結んでいます。

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どこまで下がる?住宅ローン金利

(引用開始)去る6月、衝撃的な住宅ローンが発表された。イオン銀行の変動金利型0.57%という住宅ローンだ。期間限定の商品となっており、2014年12月31日までの申込みで、15年3月31日までに借り入れが実行されれば適用されるという。この金利は変動金利型としては過去最低だ。(中略)

「2年固定」「3年固定」といった短期の固定金利型の低下も著しく、2年固定で0.4%台の金利を提示している銀行もある。0.4%台というと、もはや地方銀行のネット支店の定期預金の水準に近い。さすがに、金利低下はほぼ限界にきた、と言ってよいと思う。(中略)

もし〝専門家〟たちに聞いたなら、おそらく、やはり10年以上の固定を薦める人が大半を占めるだろう。アベノミクスによって円安が進み、株価は上昇、足元では物価も上がってきているからだ。金利が上昇する環境は整ってきている。教科書的に言えば、住宅ローンはなるべく長期の固定型を借りるのが正解になるだろう。

しかし、個人的にはそれほど単純な問題ではないと考えている。今、世界の金融市場では、現在の超低金利はさらに長期間にわたるのではないか、と疑われ始めているのだ。この説を詳しく解説するには、紙幅も力量もないのだが、米国の金融市場で話題となっている論点を挙げると、金利の低位安定は、生産年齢人口の減少や貧富の格差拡大といった要因による経済の潜在成長率の低下が影響している、というものだ。つまり「構造的変化」という見立てだ。

話は大げさになってしまったが、少なくとも当面は(何年間と言えないところが苦しいが)、金利は上がらないのではないか。では、そこで住宅ローンはどうするのかと言うと、例えばソニー銀行のように、変動金利型から固定金利型に機動的に切り替えることが可能な住宅ローンが良いのではないかと思う。

筆者の経験から言っても、金利上昇は突然に起きる。金融市場に変化に機敏に対応できる住宅ローンがあれば、ユーザーメリットは大きい。金利競争も悪くないが、販売サイドには、そのような商品性の改善こそ望みたい。(引用はここまで。【松岡賢治のマネーtab】どこまで下がる?住宅ローン金利【2014.07.07】)

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