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2014年06月23日

新築は今が買い時か?住宅ローン 変動型・固定型とも最低金利を更新

新築は今が買い時か?の目次

預金とローンの金利が並ぶ異例の事態で実質金利がマイナスに

2014年6月22日の日経新聞によると。
一部のインターネット銀行は期間1年、3年で年0.35%の預金金利を提示している。
同一の銀行内ではないものの、預金とローンの金利が並ぶ異例の事態も生じている。
足元の物価上昇率は増税の影響を除いても1%を超えており、実質的に金利はマイナスになっている。(ここまで)

実質金利がマイナス……。
預金金利を考えなければ、銀行に預けているお金が目減りしているということです。

実質金利とは――
物価上昇率を考慮した実質的な金利の事です。名目金利からインフレ率を差し引いた金利を意味しています。 (kotobank)
たとえば0.8%の金利で借りられるのなら、0.8% - 1%(物価上昇分) = -0.2% で実質の金利がマイナスになります。

しかし、単純化した計算ですので、手数料や保証料が上の式には入っていません。
住宅ローンの借り入れコストまで入れると、メディアや住宅不動産業者があおるような単純な計算にはならないでしょう。

住宅ローン 固定、変動金利

新築の買い時。銀行間競争で変動・固定とも最低金利を更新

住宅ローンに限って言えば、今は新築やマンションの買い時、ということになります。
住宅ローンの変動型や固定型金利とも最低金利を更新している――
ローン金利の引き下げ競争は銀行の収益を圧迫しはじめている模様で、これ以上金利の低下は望めないからです

もちろん、景気や外部要因で金利の変動が突然起こることがあるので注意しなければならないでしょう。
しかし、固定金利ならその心配がありません。また、変動金利にしても、現在最低金利は間違いないことですので、住宅ローンの借り入れチャンスということになるのでしょう。

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金利は下がり続け、借り換え、返済も有利に

以前に高い金利で借りた方は、今は借り換えのチャンスになります。
日経新聞によると、「今は、2回目、3回目の借り換えの顧客が主流になっている」(ソニー銀行)といいより有利な条件を求めて個人が銀行を渡り歩いている状態、だそうです。

また、住宅ローンの変動金利は通常、半年に一度見直しがあります。
2008年のリーマンショック以降は銀行ローンの金利が下がり続けています。

この時期に新築一戸建てや中古住宅、マンションを買い変動金利で借り入れをされた方。
多少の変動はあるものの、ローンの返済金額が下がり続けていたということになります。

新築一戸建てで笑顔

借りて有利。貸し手の利ざやや縮み銀行の収益を圧迫している

住宅ローン金利が過去最低を更新している。
基準となる市場金利が低いままなのに加え、4月の消費増税後に住宅を買う人が減り、銀行間の競争に拍車がかかったためだ。

金利変動型、固定型とも下げ続けており、利用者にとっては借りやすくなっている。
物価の上昇分を差し引けば、実質金利はマイナスともいえる。貸し手の利ざやや縮み、銀行の収益を圧迫している(2014年6月22日付 日経新聞からの引用)

実質金利について
実質金利 = (名目金利)-(予期インフレ率)で表すことができる。
例えば、自分が100万円の商品を購入する際の代金は銀行から名目金利5%で借り、物価の変動(インフレ率)が+4%だったとする。

1年後の返済で105万円を支払う必要があるが、100万円の商品の価値は物価の変動に伴い104万円となっているため、実質的には差し引き1万円つまり1%の支払いですむ。上記の式で言えば5%-4%=1%となる(Wikipediaからの引用)

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