人気の設計・間取り[キッチン・リビング]は？高槻市・茨木市の一戸建ての新築からヒントを

人気の設計・間取り[キッチン・リビング]は？一戸建ての新築・設計依頼者は、今何を考えているのか？: 人気の設計・間取りは、年齢層、ライフスタイルの流れで変化します。いま、一戸建ての建築・設計依頼者はどんな要望が多いのか？おもに、高槻・茨木・枚方・寝屋川・交野の新築購入者は何を……(2013/01/07)

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設計プラン(間取り)には使いやすさの他に、豊かさをつくるスペースも

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人気の間取り・設計(レイアウト)は時の流れとともに移り変わります。
たとえば、磯野家の間取りをご覧ください。木造平屋建て、延べ床面積は約３０坪。南側に広縁をもうけ、和室の８畳間が続いています。普段は使わないであろう客間が存在感を示しています。以前はお客さまのご要望の中で、和室の続き間をご希望される方も多かったように思います。戦後、工業化が進み、地方から都会へと人口のパラダイムシフトが起こった時代。人がまだ増えていた時代です。田舎の兄弟、家族や、会社の同僚、仲間などが訪ねてくることを気遣い、大人数が泊まれる大広間が必要だったのかもしれません。いずれにしても、多人数が暮らす、集まることを目的とした間取りが、当時の定番だったのでしょう。

磯野家みたいな、当時のスタンダードの間取りを、現代風の新しい間取りに変えると。
以前の和風様式から、いまは欧米型のリビング・ダイニング様式に変わりました。動線や機能性を重視し、家族の住み心地を前提とした設計(レイアウト)が主流です。では、磯野家の間取りを現代風にアレンジすると、どのようなスタイルになるのでしょうか？　

磯野家に学ぶ“現代間取り術” [住宅設計・間取り] から引用します。
客間６畳のスペースを中庭にしました。中庭にしたことで、どの部屋にも光が降りそそぎとても気持ちの良い空間ができます。「個」と「集」をつなぐ手法として「吹き抜け」「中庭」「半戸外のアウトドアルーム」「サンルーム＋縁側」等のいわば緩衝帯があります。もちろんこれ以外にもキッチンの形式や階段の考え方も大切であります。これらに共通するのは“空間と空間がやわらかく自由につながる”という感覚です。家族の気配が感じられる距離感を空間がつくるのです。今までの間取りは単に部屋数だけを確保し、壁で囲い、空間を遮断していました。機能や便利さだけの満足感だけでなく、間取りには豊かさをつくる遊びのスペースが大事なのです。間取りを考える時にはぜひこの考え方を導入してほしいと思います。(引用おわり)　以下の図が中庭を取り入れた間取りです。

高槻市や茨木市でも、吹き抜け、中庭、半戸外のアウトドアルーム、サンルーム＋縁側を。

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人気の設計プラン(ダイニングキッチン)は家族が集い憩う、使いやすい間取り

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